
ローカル動画翻訳が完了したあと、デスクトップクライアントから字幕付き動画をそのまま書き出せるようになりました。
これにより、翻訳後に第三者の動画編集ソフトを使って字幕を焼き込む必要がなくなり、字幕ファイル、タイムライン、完成動画の間を何度も行き来する必要もありません。動画翻訳から字幕付き完成動画の書き出しまで、すべての流れをデスクトップクライアント内で完結でき、より簡単に、より効率よく仕上げられます。
翻訳から完成動画までを一気に
多くのコンテンツ制作者、越境チーム、教育・研修関係者、企業ユーザーにとって、動画翻訳は最初の一歩にすぎません。実際に納品効率へ影響するのは、その後の字幕整理と動画書き出しの工程です。
これまで一般的な流れは次のようなものでした。
- まず動画の文字起こしと翻訳を行う
- 字幕ファイルを書き出す
- 編集ソフトを開いて元動画を読み込む
- 字幕を手動で載せ、スタイルを調整し、タイムラインを確認する
- 最後に完成動画を書き出す
この流れは手間がかかるだけでなく、最後の工程で多くの時間を使ってしまいがちです。特に多言語コンテンツをすばやく公開したい場合、字幕処理がワークフロー全体の最大のボトルネックになることも少なくありません。
今回、その最後の欠けていた一歩をデスクトップクライアントで補えるようになりました。
デスクトップクライアントに新しい書き出し機能を追加
ローカル動画翻訳が完了すると、クライアント内で次の書き出し方法を選べます。
- 元字幕付き動画を書き出す
- 翻訳字幕付き動画を書き出す
- バイリンガル字幕付き動画を書き出す
- SRT 字幕ファイルを書き出す
元の言語の字幕を残したい場合も、海外向けに翻訳字幕を出したい場合も、原文と訳文を同時に表示するバイリンガル字幕を使いたい場合も、必要な形式をワンクリックで書き出せます。
さらに、本格的な編集工程に進みたいユーザー向けに、SRT 字幕ファイルの書き出しも引き続き用意しています。必要に応じて、プロ向けの動画編集ソフトでより細かな仕上げを行えます。
この機能が重要な理由
今回のアップデートは、一見すると「書き出しオプションがひとつ増えただけ」のように見えるかもしれません。しかし、実際の使い勝手の向上はとても大きいものです。
まず、翻訳完了からコンテンツ公開までの距離を大きく短縮できます。これまで複数のソフトをまたいで行っていた作業を、ひとつのクライアント内で完了できるようになりました。
次に、多言語動画制作の負担が軽くなります。コース動画、製品紹介、SNS向けコンテンツ、会議録画などを日常的に大量に扱うチームにとって、字幕付き動画をそのまま書き出せることは、作業コストの削減と納品スピードの向上につながります。
さらに、バイリンガル字幕の書き出しによって、コンテンツ活用の幅も広がります。バイリンガル字幕は理解を助けるだけでなく、研修、デモ、知識共有、国際発信といった場面にも適しています。
どんな場面に向いているか
この機能は、特に次のような場面で役立ちます。
- 海外向け SNS 動画の公開
- 製品紹介・プロモーション動画のローカライズ
- オンライン講座や研修動画の翻訳
- 会議録画やインタビュー動画の整理
- 多言語チーム向けの社内共有資料の出力
動画をできるだけ早く「そのまま公開できる形」にしたいことが多いなら、今回のアップデートはとても実用的です。
よりシンプルなローカル動画翻訳体験へ
私たちはこれまでも、動画翻訳は単に「内容を翻訳すること」ではなく、ユーザーが最終的に使える成果物へより早くたどり着けることが大切だと考えてきました。ローカル動画翻訳の完了後に字幕付き動画を直接書き出せるようになったことは、その目標に向けた大きな一歩です。
これからは、デスクトップクライアントの中で、動画翻訳、字幕生成、完成動画の書き出しまでを、よりスムーズなひとつのワークフローとして進められます。ツールの切り替えを減らし、重複作業を減らし、すぐに使えて共有できる完成品をより早く手にできます。
ぜひ最新バージョンにアップデートして、この機能をお試しください。すでにデスクトップクライアントをご利用中なら、次の翻訳動画をそのまま字幕付きの完成動画として書き出してみてください。
